冬でもキレイな手元で
ちゃんと髪の毛をいたわっていますか? 仕事もバリバリ、女性からもモテモテの男を目指すなら、育毛と脱毛予防は基本中の基本。
だからこそ知っておきたい、髪にハリとボリュームを与える秘伝の「“髪様”シャンプー」の方法を「育毛の“髪”様」こと板羽忠徳さんに伺いました。
「抜け毛」は当然!「新生毛」を大切に!
例えば10万円でフォーマルを一式揃えるとき、みなさんならどうしますか? スーツだけにお金をかけすぎていませんか?
女性だけでなく、オトコにとっても「髪は命」。いつまでもハリとボリュームのある髪でいたいものです。でも、日本人男性のうち、およそ4人に1人の人が薄毛を認識しているといいます(2019年調査)。
シャンプーのときにゴッソリと毛が抜けて、驚いた経験がある方も多いのでは? しかし、ご安心を。抜け毛は正常な生理現象であり、毎日50〜90本ほど自然と髪の毛は抜けているのです。
では、なぜハゲないのか? それは新しい「新生毛」が生まれてくるから。去っていく「抜け毛」を嘆くのではなく、この「新生毛」をいかに大切にケアし、育てるかが育毛の重要ポイントなのです。
新生毛をいたわる“髪様シャンプー”!
この「新生毛」はとってもデリケート。手荒く扱うとすぐに抜けてしまいます。そこで生まれたのが、この「“髪様”シャンプー」です。
そもそも、シャンプーの語源はヒンズー語の「チャンプー」。本来はマッサージという意味の言葉ですが、それがイギリスに渡って「シャンプー」となり、日本では「洗髪」と訳されてしまいました。
このことからもわかる通り、本来の「シャンプー」は髪を洗うのではなく、頭皮の汚れや皮脂を取り除き、指でマッサージすること。「洗髪」ではなく「洗頭」なんです。これが血行を良くし、育毛につながります。
誰もが簡単に実践できる「組み手」を使って「“髪様”シャンプー」をしてみましょう。
まずはコレを覚えよう!「“髪様”シャンプー」基本組み手3種
親指と人差し指を重ねる
指を外側で組む
指を内側で組む
さっそく実践!髪様シャンプー
(手を開いて)
(エイの組み手)
(エイの組み手)
(カニの組み手)
(カニの組み手)
(手を開いて)
(イソギンチャクの組み手)
シャンプーには「指頭」を使って!
自分の目的に合った正しいシャンプー選びを!
シャンプー剤は通常の洗剤と違い、生きた髪と頭皮を洗うもの。目的に応じて使い分けることが必要です。
抜け毛が始まっている場合は、刺激の少ない弱酸性のシャンプー剤で、育毛成分やフケ防止成分などが配合されているものが良いでしょう。
また髪が細くボリューム不足ならばハリやコシが出るものを選ぶなど、毎日使うものだからこそ、目的に合った自分にピッタリのシャンプーを使ってほしいですね。
自分にピッタリのシャンプーで「“髪様”シャンプー」をすれば、育毛と脱毛予防はバッチリ! きっと、髪はもちろん、恋に仕事に、毎日の暮らしにもハリが出るはずですよ。
板羽忠徳さん