冬でもキレイな手元で
自分のヘアスタイル、若いときのままでいいのか。そんな疑問を持っているビジネスマンは多いのではないでしょうか?男性は年齢を重ねると任される仕事も大きくなり、また髪に変化があらわれる年齢でもあります。そんな大人の男性に合ったヘアスタイルのトレンドと、髪の悩みに効くヘアケアのポイントを原宿の人気サロンLILIのオーナー、三好さんに教えていただきました。人に見られることでさらにカッコよくなれるよう、自分だけのヘアスタイルをぜひ見つけてください!
今のヘアトレンドは「自分らしさ」と「引き算」スタイル
ヘアサロンでオーダーするとき、憧れの有名人の名前を出して「なりたいヘアスタイル」を伝えるのはもう昔の話。それよりも自分の髪質やライフスタイルに合った「自分らしいヘアスタイル」にしたい、そう考えるお客さまが増えています。髪の生え方も髪質も人によって千差万別。髪の個性を活かしたカットをすることで、自分だけに似合う個性的なヘアスタイルになる。そのような多様性がいまのヘアトレンドです。
また、近年はカットの技術も進化して、ワックスやジェルでむりやり固めるのではなく、カットだけでもキマるヘアスタイルをつくることができるようになりました。スタイリングであれこれ飾りたてて要素を足していくのではなく、逆に要素を引いていく「引き算」のスタイルがもう一つのトレンドです。素の自分で勝負できる男の方が断然カッコいいですよね。
どう作る?自分らしい「トレンド」ヘア
自分らしいヘアスタイルにしたい、でも何から始めればいいの? 年齢を重ねるごとに仕事や社会的なステイタスが上がり、そして徐々に気になり出すのが髪の悩み。二つのアプローチから自分のヘアスタイルを見つけるのが近道です。
ビジネスで重要な第一印象。社会的な立場が上がるほど、人から見られる機会が多くなります。そんなとき、実は服装以上にものを言うのはヘアスタイルなんです。いくら高級な服や道具に身を包んでも、本人から清潔感が感じられないと残念な印象に。ビジネスマンのヘアスタイルは「清潔感」が求められます。また年齢とともにトップのボリュームが減ると、サイドヘアが膨らんで老けて見えます。そこで、顔のバランスが縦長になるようにヘアを「縦に伸ばす」スタイルがオススメです。
30歳を過ぎた頃から、年齢が進むにつれ大半の男性が抜け毛や薄毛など何らかの悩みを抱えています。薄毛の男性は「薄い部分の髪を長くしたい」という方も多いのですが、髪が長くなるとボリュームが落ちてしまいます。例えば、トップにポイントを残しながら、サイドを思い切り短くして毛を立たせてあげたほうが、全体的に若々しく見えます。悩みを隠さずにボジティブにとらえて、個性に変える。それが大人の男性の潔さとカッコよさにつながります。
自髪がボリュームアップするとヘアスタイルが決まりやすくなります。ボリュームダウンしてしまう原因は、フケ、かゆみ、ベタつき、乾燥などの地肌ストレス。h&s for menは3ステップで地肌ストレスの根本原因に働きかけます。
1.シャンプーで洗い流す「ジグサグ洗い」
地肌をマッサージしながら、 生え際から後頭部にかけて汚れをかき出す。 頭頂部は皮脂が出やすいので重点的に。
2.コンディショナーでもみほぐす「はさみこみプレス」
コンディショナーを行き渡らせたら、 両手を組み、手のひらの付け根でマッサージ。 はさみこむように地肌をほぐして血行促進。
3.トニックで染みこませる「トントンチャージ」
仕上げはトニック。 有効成分が染みこむ様をイメージしながら、 地肌をつまむようにトントンとタッピング。