冬でもキレイな手元で
男の儀式とも言うべきシェービング。毎日、何となく行っているが、実は、正しい方法で行わないと肌を傷めてしまうこともある。今回は、ドライとウェットに分けて肌に優しい方法を伝授。
ヒゲを快適に剃るために必要なケアとは?
ニワトリが先か、タマゴが先かというたとえがあるが、これは、シェービングとスキンケアの関係にも似ている。というのは、乾燥して滑らかでない肌や、吹き出物がある肌では、刃が上手く滑らずきちんとしたシェービングができない。
だからこそ、毎日のケアが必要になってくる。肌の調子を整えることで、シェービングがしやすくなるのだ。
つまり、正しいシェービングをしていないと肌荒れを誘発し、スキンケアをしないとシェービングもうまくいかないというわけ。シェービングとスキンケアは相互に作用し合っている。
そんな状況を踏まえたうえで、男性の2大シェービング方法を見ていこう。
電気シェーバーで快適なドライシェービング
まずは、電気シェーバーを使ったドライシェービング。電気シェーバーは基本的にドライな環境で剃るのが一般的だが、最近は入浴時に剃ることができるタイプもあり、好みで選んでよし。
外刃でヒゲを引っかけ、内刃で剃るという仕組みなので、ウェットに比べて、肌に直接、刃が触れない分、優しく剃ることができる。
ドライで剃る場合、朝の起き抜けで皮脂が過剰に分泌しているようであれば、ティッシュで軽く抑えてベタつきをオフしておくとよい。ウェットシェービングとは異なり、いきなりヒゲの生えている向きと逆向きに剃ってもOK。
剃り終えたら、洗顔をしてヒゲの残りや汚れ、余分な皮脂などを泡で落とそう。そして、最後に保湿ケアをしたら完了だ。
爽快感がたまらないウェットシェービング
次に、サッパリとした爽快感を得られるカミソリでのウェットシェービングの方法について、お教えしよう。ドライとは反対に、まず洗顔をして、汚れやベタつきを落とす。こうすると刃が滑りやすくなる。
そして洗顔のもう1つ大切な役割として、ヒゲに水分を与えてやわらかくすることがある。乾いたヒゲは同径の銅線と同じくらいの硬さがあると言われている。水分を与えることで、ヒゲが膨らんでやわらかくなり、カミソリで剃りやすくなるのだ。
カミソリを直接肌に当てるウェットシェービングでは、下準備がとても大切。
まずはフォームやジェルなどシェービング剤をたっぷりと肌に塗布し、ヒゲの生えている方向に沿って、剃り始める。一度剃り終えたら、刃をすすいでもう一度シェービング剤を塗布し、今度は逆目で剃る。
1回目よりも剃るストロークを短くして、丁寧にゆっくりと剃るのがコツ。一気に剃ろうとすると、力が入ってしまい傷つけることも。剃り終えたら十分にすすいで、保湿ケアを行って終了だ。
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