冬でもキレイな手元で
さまざまな人生経験を経て、今改めて、“新しい事にもチャレンジしたい”と感じているオトナスクエア世代の方もいらっしゃることでしょう。価値観やライフスタイルの多様化した時代、将来も見据えながら50代からを素敵に生きるヒントを、ノンフィクション作家の松原惇子さんにお伺いしました。
自分が本当に好きなことを見つけて、とにかく打ち込んでみましょう。時間やお金にゆとりができた今だからこそ、じっくり取り組めることがあるはず。好きなことが見つからないなら、ノートを開き、小さな頃になりたかったものを思い出して、ありのままに書き出してみて。その中にあなたの輝く原石があるはず。一つでいいので、ピンときたものにチャレンジしてみましょう。これから始めて遅いなんてことはありません!好きなことは、続けられるもの。続けていれば実ります。さあ、早速夢の種をまきましょう!
好きなことを見つけたら、次は、新しい友達や仲間たちとの素敵な人間関係を築きましょう。素敵な人には素敵な人が集まってくるものです。例えば「あの人に会うと元気が出るの」「会うといつも輝いていて、私も触発されちゃうわ」と周りからも一目置かれ、さらに良い出会いやチャンスが引き寄せられてくるのです。自分が夢に向かって輝いている時は、同時に周囲にも自分が夢を与えているということ。そしてそこで出会った人たちが、将来にわたるあなたの財産となっていくのです。
夢を叶えたり、自己実現することも大切だけれど、それだけではなく人間として、優しく思いやりのある人間になれるよう、心の修行をしたいものですね。私はある時、自己中心的である自分に気付き、自分自身を見つめ直し、心から反省して、相手に対して感謝の心や謙虚な心を持つことがとても大切だと気づきました。人生はまだまだ長いのだから、凝り固まらず、いつも素直な気持ちで、内面を磨くことも忘れずにいたいものですね。