冬でもキレイな手元で
キッチンの掃除は終わりのない作業です。そして食事のたびに最初からやり直さなければなりません。ここでは、キッチン掃除の作業を整理して時間を節約し、達成感のあるものにするための3つのステップを紹介します。
ステップ1:
その場で片付ける
料理好きの方も、単に食べることが好きな方でも、テレビでプロが料理しているのを見たことがあると思います。そのとき、プロが食材の準備が終わったらその都度掃除し、不要な道具を片付けていることに気付きましたか?料理が終わった後のキッチンは、きれいな状態になっています。
プロは、その場で片付けるというヒントを実践しています。皆さんもプロのやり方を実践してみましょう。
調理中に片付ける
調理をしている間、もう使わない道具を水洗いしたり、食洗機に入れてしまいます。使い終わった材料も片付けておきます。料理ができたら、カウンターとまな板を拭き、料理の本を本棚に戻します。これだけで食事が終わった後の片付けがとても楽になるんです。
鍋にジョイを垂らしておく
料理を盛り付けた後は、すぐに鍋に水を入れて、ジョイ コンパクトを数滴垂らしておきましょう。食事の間、そのままシンクにおいておけば、後の鍋洗いがとても楽になりますよ。
使った食器はその都度下げる
食事の間は、使い終わった食器をその都度キッチンに持って行きます。前菜が終わってメインディッシュを取りにいくときに前菜の皿を下げ、デザートを取りにいくときにメインディッシュの皿を下げます。テーブルからキッチンに行くときは何か持って行くようにしましょう。
これで食事が終わったときにキッチンに下げるものが少なくなり、テーブルをすぐに拭くことができます。
ステップ2:
カウンターを片付ける
カウンターが片付いていれば、拭き掃除の時に物をあちこちに動かさなくて済むので、手間をかけず掃除ができるので時間がかかりません。できるだけ物を棚や戸棚の中に置くようにして、テーブルとカウンターの上に物を置かないようにしましょう。
パスタマシンやミキサーは、毎日使うようなものではありません。毎日使う物は近くに置き、あまり使わないものは戸棚の高い場所や手が届きにくいところ置きます。食事の後はテーブルの上に何も残らないようにして、すぐに拭ける状態にしておきます。
次のようなヒントもお勧めです。
キッチン小物の収納例
包丁とハサミはマグネットバーで壁に貼り付けます。調味料は、コンロの横の調味料棚に置きます。料理道具はカウンターの下の引き出しに入れ、油などのボトルは低いところにある戸棚に入れます。
手紙やDMを散らかさない
キッチンやテーブルの片隅に積んでしまいがちな、手紙や書類等を入れる箱を作って、棚に置きます。週に1回、曜日を決めて箱の中身を整理します。
使わない食器は移動
キッチンの収納スペースが足りない場合は、使う機会の少ない皿やグラス、大きい平皿等を別の場所に移動します。
ステップ3:
1週間の計画を立てる
食事の度にやらなければならない作業もあれば、週に1回で充分な作業もあります。週に1回やる作業であれば、曜日を決めることで1回の作業を減らしながら、キッチンをきれいな状態に保つことができます。使う掃除道具ごとに作業を分けてやれば、同じ作業を週に2回もやる必要がなくなります。
1週間の計画の例をご紹介します。
月曜日:床を掃除
火曜日:埃やゴミ掃除
水曜日:冷蔵庫や棚をチェックして、賞味期限が切れた食材や手つかずの残り物がないか確認
木曜日:テーブル、コンロ、シンクを掃除
金曜日:手紙や書類等を整理
週末は家族とゆっくり過ごしましょう。