冬でもキレイな手元で
美味しそうなフルーツがお店に並ぶ秋。旬のフルーツを使って、フランス生まれのジャム“コンフィチュール”を作ってみませんか?「旅するコンフィチュール」主宰の違 克美(ちがい かつみ)さんに、コンフィチュールの楽しみ方と、今晩さっそく作れるレシピを紹介していただきました。
「“コンフィチュール”は、通常のジャムのように時間をかけて煮込まないため、素材の香りや風味が強く残っていてフルーティー。粘りがなく、さらりとした食感も特徴です。フルーツ本来の色が生かされているので見た目も鮮やか。好みの甘さに調整できるのも手作りならでは。食事の支度の合間などにさっと作れる手軽さも魅力です。出来上がったら可愛い空き瓶に入れれば楽しいですね!スーパーで身近に売っているフルーツでできるので、さっそくトライしてみませんか?」
コンフィチュール専門店「旅するコンフィチュール」主宰。全国各地の生産者さんから直接果物や野菜を取り寄せ、素材の味を大切にしたコンフィチュールを届け続けている。
- いちじく 500g
- グラニュー糖 300g
- レモン果汁 1/2個
- 赤ワイン 150ml
1.いちじくは茎を取り、皮をむき、1センチ角に切る。
2.ボウルにすべての材料を入れ、よく混ぜ合わせる。
3.鍋に2を入れ、強めの中火にかけ、底を絶えずかき混ぜながら煮る。
4.沸騰してから2〜3分そのままの火加減で煮る。アクが出なくなり、全体にとろみがついてきたら火を止める。
コトコト煮詰めてしまうと香りや風味が失われてしまいます。 さっと加熱して、香りや風味を残すのがポイント!
- かぼちゃ 500g
- バニラビーンズ 1/2本
- 水 200ml
- グラニュー糖 300g
- 塩 1〜2g
1.カボチャは皮をむき、ワタをとって、1cmの厚さに切る。バニラビーンズは縦に切り込みを入れ、中の種を掻き出す。
2.鍋にすべての材料を入れ、火にかける。沸騰したら中火にし、カボチャが柔らかくなるまで煮て火を止める。バニラビーンズのさやを取り出す。
3.2をフードプロセッサー、またはミキサーでピューレ状にする。
旬の素材は、味わいも風味も香りも格別。
そのフルーツの旬を逃さずに選ぶのがポイントです。
- リンゴ 500g
- 砂糖 300g
- レモン果汁 1/2個
- 生姜 10g
1.リンゴは皮をむき、芯をとって8等分にし、薄くスライスする。
2.ボウルに生姜以外の材料を入れ、よく混ぜ合わせる。
3.鍋に2を入れ、強めの中火にかけ、そこを絶えずかき混ぜながら煮る。沸騰直後からアクが出てくるので、そのつど取り除く。
4.3にすりおろした生姜を加え、かき混ぜながらさらに煮る。
5.アクが出なくなり、リンゴが透き通ったら火を止める。
フルーツにも相性があるので、まずはぴったりの組み合わせで作ってみましょう。慣れてきたら、「これを合わせてみよう!」と自分の味を楽しんでみてください。
「旅するコンフィチュール」HPはこちら
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