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黄ばんだワイシャツを真っ白に!簡単な日常ケアで清潔な状態をキープ

洗っても取れないワイシャツの黄ばみや、着ようとしたワイシャツにシワがあって、困った経験はありませんか?

ワイシャツが黄ばんでいたり、シワがあったりすると清潔感を損なう可能性もあり、ビジネスの場にふさわしくないことも……。

気持ちよく過ごすためにも黄ばみやシワのないワイシャツを着たいものですよね。

そこで今回は黄ばみをすっきりと落とす洗濯方法と黄ばみやシワの予防策、そしてワイシャツの買い替えのタイミングも紹介していきます。


ワイシャツの黄ばみの原因

ワイシャツの黄ばみは、場所によって原因が大きく3つに分けられます。

①身体から出る皮脂や汗(襟や袖の黄ばみ)

皮脂や汗に含まれるたんぱく質が、空気中の酸素や紫外線に触れることで酸化し、黄ばんでいきます。

つまり、ワイシャツに皮脂や汗が残ったまま放置してしまうと酸化が進み、黄ばみが強くなっていきます。

黄ばみになるまでの期間については、着る頻度や体質によるため一概には言えませんが、クリーニング店に来るお客さんによっては、大体2カ月ほどで出てくる方が多いとのことです。

②落とし切れなかった皮脂汚れ

長らく着ていなかったワイシャツが黄ばんでしまったことはありませんか?

黄ばみの原因は、仕舞う前の洗濯で落としきれなかった皮脂汚れです。

キレイに洗濯したつもりでも、わずかに残っていた皮脂汚れが保管している中で黄ばみとなって現れることもあります。

③食べこぼしの飛び散り(胸周り)

食べこぼしや飛び散りの中に含まれるたんぱく質が酸化することで黄ばみにつながります。

黄ばみがつく前に!ワイシャツをきれいに保つ方法

新しく買ったワイシャツ、できるなら長く大切に着たいですよね。ワイシャツをいつまでも新品同様キレイな状態に保つにはどうしたらよいでしょうか。

着た後に放置しない

着た後に放置しない

一度でも着たら、放置せずすぐに洗うことが黄ばみを防ぐうえで最も重要です。放置すれば黄ばみや色素、酸化した油などの汚れが固着してしまいます。

アウターなど肌に触れる面積が少ないものならまだしも、ワイシャツは肌に当たる面が多いので毎日洗いましょう。

しかし、どうしても忙しくて毎日洗濯することが難しい人もいるかもしれません。

そんな人は、部分洗い用洗剤を気になる箇所に塗り、汚れを浮かした状態にしておいて空いている時間にまとめて洗うようにしましょう。

インナーを着用する

肌に直接ワイシャツが触れないので、皮脂や汗による黄ばみ汚れを大体防ぐことができます。ワイシャツの下に着ても支障のない色やデザインのものを複数枚、持っておくと良いでしょう。

衣類用のスプレーのりを使用する

衣類用のスプレーとは、衣類にハリを出すために使われるスプレータイプののり剤のこと。吹き付けておくと汚れが付きにくくなります。

ただし、形態安定シャツはのり剤を使うと機能性を失う場合があるので、あまりおすすめできません。

黄ばみをしっかり落とす!ワイシャツの洗濯方法

黄ばみのない真っ白なワイシャツは、周りはもちろんですが着ている本人も気分が良いものです。気持ちよく長く着られるよう黄ばみを落とす方法をマスターしましょう。

洗濯する前に必ず洗濯表示をチェック!

衣類の中には自宅で洗濯することが難しいものもあります。ワイシャツが洗えるかをまずは事前にチェックしましょう。

先ほどもお伝えしましたが、ワイシャツの黄ばみの原因は主に皮脂と汗です。

これらの汚れは裏側に付着している場合が多いため、ワイシャツを裏返しにすることで汚れが落ちやすくなります。

またワイシャツの袖口のボタンなどは外してから、裏返すようにしてください。 生地同士が重なった部分は汚れが落ちにくいため、ボタンはすべて外しておくことで隅々までしっかりと洗えます。

洗濯ネットに入れる

洗濯機からワイシャツを出すときに、他の衣類と絡まってしまった……、なんてことありませんか?

洗濯ネットに入れずに洗うと、生地同士が擦れ合いワイシャツが傷むだけでなく、絡まった部分はシワができやすくなります。

そのため洗濯ネット1枚につき1枚のワイシャツを畳んで入れて洗うことをおすすめします。

薄い素材のワイシャツの脱水する時間は30秒程度に設定しましょう。むしろ長く脱水するとシワが残りやすくなったり、生地を傷めたりする可能性があります。

ワイシャツに汚れを残さないために、おすすめなのは「アリエールジェルボール プロパワー」です。この製品は、食べ物汚れに洗濯機投入の漂白剤を超えた洗浄力(※1)を兼ね備えています。

「洗浄」「消臭」「抗菌」「黒ずみ防止」の4つパワーで手軽に真っ白な洗い上がりに!

ワイシャツの黄ばみだけでなく、黒ずみや臭いの悩みもある……、そんな方にピッタリな洗剤です。


襟や袖口に皮脂などの汚れが蓄積してしまって頑固な黄ばみになってしまった……。そんなときには部分用洗いに特化している部分用洗剤を使用することもおすすめです。

汚れにピンポイントで塗れるよう様々な形状があるので、自分が使いやすいものを選ぶようにしましょう。

ワイシャツをきれいに保管する方法

柔軟剤を使用する

いくら気をつけていても、どうしても洗濯ジワはできやすいもの。気になる方は洗濯ジワを軽減してくれる「柔軟剤」を使用しましょう。

中でも洗った後の衣類のダメージを防ぎ、ワイシャツを長持ちさせる成分を配合した「レノアリセット セラム」がおすすめです(※2)。

アイロンが難しい服でも、レノアリセット セラムを使うことでシャキッとした仕上がりになるのはうれしいですね!


太めのハンガーを使って干す

太めのハンガーを使って干す

洗い上がったワイシャツのシワを伸ばしたら、肩の部分に厚みのあるハンガーにかけて干しましょう。干す際のポイントは大きく2つ。


太めのハンガーにかけることで肩の部分が崩れにくく、全体にバランス良く重みがかかってシワを自然と伸ばしてくれます。

使用頻度ごとに収納方法を変える

よく着るワイシャツは、シワにならないようにハンガーに吊るしてハンガーラックへ。

また使用頻度があまり高くないワイシャツはたたんで収納しておきましょう。その際に詰め込み過ぎないことがコツ。スペースに余裕を持って収納すれば、シワを抑えることができます。

クリーニングに出し、ノリ付けしてもらう

クリーニングに出した時に、仕上げにノリ付けをしてもらうこともワイシャツをキレイに保つ方法の1つ。

その理由は、次に自宅でワイシャツを洗う時に、ノリ付けされたことで汚れをノリごと一緒に落としてくれるからです。

ワイシャツの買い替えのタイミングや目安は?

ワイシャツは1年に1回ほどのペースで買い替えるのが理想ですが、良いものを長く着たいという方もいるでしょう。

しかし3つのいずれかに当てはまる場合は、ワイシャツの買い替えを検討する頃合いかもしれません。

①黄ばみなどの汚れが洗っても取れずに広がってきた

初めは洗濯すれば落ちた汚れでも繰り返し着ていると、少しずつ繊維の奥に汚れが定着して取れなくなることがあります。

汚れが取れず、なおかつ広がってきたように感じたら、ワイシャツの繊維もかなり傷んでいる可能性があります。買い替えを検討したほうが良いでしょう。

②シワやよれが戻らなくなった

ワイシャツにアイロンをかけてもハリが出ず、よれてしまう……。これは着用・洗濯を繰り返して劣化しやすくなったためです。

そんなときは、買い替えのサインでもあるのでワイシャツは処分することをおすすめします。

③破れやほつれができ始めた

ワイシャツは消耗品のため、繰り返し洗濯していると生地が薄くなったり、ほつれたりといったことが起こり始めます。そのような状態になったら、ワイシャツの買い替え時期と考えたほうが良いです。

高級なワイシャツほど、生地に使われている糸が細くデリケート。大切に着ていても他のものよりも傷みやすいため、長く使いたい……と思っても、これらの状態になったら買い替えを検討してみたほうがいいかもしれません。

シワのない真っ白なワイシャツで1日を気持ちよく過ごしましょう!

シワのない真っ白なワイシャツで1日を気持ちよく過ごしましょう!

シワ一つない、真っ白で清潔なワイシャツに袖を通すだけで、背筋が伸びるものですよね。

洗濯してこまめに汚れを落とすことで黄ばみや黒ずみを予防することができます。ワイシャツの黄ばみの落とし方や長く着るためのヒントをぜひ活用してみてください。

クリーニングミハシ代表 武内亮一さん






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